那珂市 きくち接骨院*JUN整体院

院長です。

 

前から気になっていた本を買いました。

 

ファシアとは

筋膜だけでなく

内臓、骨、血管、などの周りにあって

全身を覆うボディースーツのような

膜のことです。

膜といっても実際は、

蜘蛛の巣状に線維が

張り巡らせられた組織になっています。

 

このファシアは

ここ数年で研究が進み

形態的な組織としてだけでなく

カラダの中で、とても重要な

システムとしてスポットが

当てられています。

 

このファシアの動きが悪くなると

構造上の問題や機能的な問題が

起きてくる効能性が高くなります。

つまり、痛みや病気の原因になるわけです。

 

だからこそ施術のなかで

ファシアによる

全身の繋がりもしっかり意識しないと。

 

そして、

クレニオで施術の対象とする

脳と脊髄を覆う

硬膜もこのファシアの1つ。

 

この本の中でも

《ファシアと脳》

という章があり

そのなかでもグリア細胞と呼ばれる

脳の細胞について多く書かれていました。

 

このグリア細胞

今年、日本でも出版された

ブレインスターズというクレニオの本では

主役なのです。

このブレインスターズは、

イラスト、図解がとても多く

イメージしにくい、脳の中の細胞の事を

分かりやすく書いてあります。(Amazonでも買えます)

 

硬膜を緩めるクレニオは

さらに研究が進み

脳の中の細胞を対象にするところまで

進化しています。

驚きです。

 

施術の中で技術的な部分というよりは

施術のイメージを広げていくため

知識を増やしていくためも

これからも勉強も少しずつ

続けていきまーす。