那珂市 きくち接骨院*JUN整体院

院長です。

 

今日のブログは、ゲスト企画第2弾!

 

クレ友 みっきーからの寄稿です。

 

みっきーとzoomで

お話をしていた時に

今感じることや

何か伝えたいことを

うちのブログに載せさせて

もらえないかと、お願いしたところ

快く引き受けてくれました。

 

普段、

当たり前だと感じてる事。

当たり前に出来ていた事。

いま、その当たり前だったものが

変わって来ている世の中。

 

仕事、生活、思考、身体、

全てにおいて

当たり前だと思っていることが

本当はありがたい事だと

改めて感じさせてもらえる

今の世界。

 

そんな時だからこそ

何か感じてもらえたらいいな。

 

前振りが長くなってしまいましたが

みっきーにご登場して頂きます!

それでは、どーぞー!!

 

 

私たちセラピストは

患者さまの身体に触れながら、

施術をすすめていきます。

 

クレニオセイクラルセラピーはもちろん、

マッサージ・はり・きゅうなどもそう。

 

“こんにちは”
“初めまして”

と言って会話が始まるように、

 

“どうしたの、元気ないね”
“あら、今日はご機嫌ね”

 

なんて健康や気分を気遣うように、

聴覚や視覚と同じく、

触覚がコミュニケーションの

先頭にたつのが、セラピストのお仕事。

私はそう思っています。

そんな私は、

淳樹院長の

クレニオセイクラルセラピーセミナーの

同期で、同じくセラピスト

みっきーといいます。

マッサージをメインに

はり・きゅうも併用してお仕事をしている

視覚障害者です。

 

全く見えないわけではなく、

いわゆる“弱視”で、

ロービジョンという言い方もします。

ロービジョンになったのは、
8年前。

 

徐々に見えづらくなる

自分の視力は頼りなく、

どんなものでもまずは触れてみて、

質や重さを感じたり、

ときには、物を手に取り

目に近づけて凝視したり、

日常生活では、

そんなふうにして視覚情報を

補助しています。

 

セラピストを仕事にしたことで、

手で触れて得られる情報

“触覚”に敏感になってきた自分。

 

スーパーでトマトを選ぶとき、

価格・実の色の濃さ・ヘタの様子を

観察することもひとつ。

でもそれは難しいから、

トマトを手に取って、

質感や重さ・香りなど、

その他の情報を得るのもひとつ。

こうした経験を積み重ねるごとに、

ひとつの見方にとらわれずに

色々な感覚を使ってみよう!

と思うようになりました。

 

それは、

モノゴトの本質を見るときに

必要なことかもしれない、

とも思うようになりました。

ロービジョンになったからこその、

そんな発見や気づきもあり、

同時に、

視力だけに頼っていたら

日常生活に行き詰まることも

わかってきました。

「手で触れてわかること」

それは目に見えないパワーとか

スピリチュアルとか、

特定の人だけがわかる

不思議なモノゴトではなく、

触覚が受ける印象であり、

感じ方は人それぞれ。

いちごを見て

かわいい

と感じるかもしれないし、

 

いちごを嗅いで

甘い

と感じるかもしれないし、

 

いちごを食べて

酸っぱい

と感じるかもしれないし、

 

いちごを手に取って

軽い

と感じるかもしれないし、

 

いちごが「おいしいよ」って

アピールするのが聞こえた

と感じるかもしれない。

 

私たちがセラピストとして、

常にニュートラルに

患者さまに触れることって、

そういうこと。

淳樹院長とは、

ただそこにいること、

ニュートラルであること、

その大切さを

よく語っています。笑

 

この投稿のお話をくださった

院長ご夫妻、

ありがとうございます!

素敵な仲間に

出会えたことに感謝して。

from Miki