那珂市 きくち接骨院*JUN整体院

院長です。

 

連載5日目。

 

その前に少し。。。

Kさんの息子さんの頭を初めて触った時に

私が感じたこと。

 

脳脊髄液の産生・循環・吸収による

カラダの動き、リズムが物凄く

とっても硬い。

硬いと言っても

頭蓋骨自体の動きが悪いというより

頭の内側から引っ張られていて動けない。

って感じでした。

 

クレニオをしていて、

良く感じる動きの悪さは

ドアを外側から抑えられていて

ドアが開かない。みたいな感じだけど

 

Kさんの息子さんの場合は

ドアを内側からお相撲さんが

全力で引っ張っていてビクともしない。

って感じでした。

 

8ヵ月経った今。。。

少しずつ緊張が緩み

硬かった硬膜、頭蓋骨の動きも柔らかくなり

最初とは比べものにならないくらい

動いてくれています。

 

硬膜の緊張を緩めることで

お子さんの不快感を下げ

日常生活を少しでも楽に送れるように

お手伝い出来たらと思って施術しています。

 

Kさんが通い始めて最初の頃に

『痛みが取れた!などの

明確なゴールがないから

少しづつ制限を解消して定期的に、

かつ長期的にやっていきましょう』

とお話をさせて頂きました。

 

って長くなってしまいましたが

本題の連載5日目をどうぞ!

 

昨日まで記事がまだの方は↓↓からどうぞ♪

①クレニオを受ける前
②息子のこと
③社会に出る準備
④家族として

 

5.クレニオを受けた息子に感じたこと

 

まず、会話の構築がものすごく

上手くなってきました。

それまでは、

“今”の気持ちしか言えていなかったり、

接続詞がごちゃごちゃだったりで、

会話が一方的だったのが、

「こう思ったから、これをしたい」や、

「こう思ったから、やりたくない」といった

“理由”や“未来”のことを交えて

話す様になったのです。

そして、

ひどい歯ぎしりも治まってきたので、

よく眠れるようになってきて、

自然と私もよく眠れるようになりました。

また、走りながらよく

壁にぶつかったりしていたのですが、

気づけばぶつかることも減っていった様に思います。

これは、あくまで息子の症状です。

最初に菊池先生に施術して頂いた際、

「とにかく首が硬くて脳もとても窮屈そう」と言われ、

それが柔らかくなったことで、

様々な統合がうまく行く様になったのだと思いました。

やはり、心と体はつながっている。

ちゃんとケアすることが大事。

そう実感できたのです。

あくまで、私は、

“息子のメンテナンスとして、

クレニオを通してケアしていく”ことを

念頭に通院しています。

“発達障がいが治る施術”を求める前に、

まずは息子に向き合い、

心地よくしなやかに過ごせる体と、

穏やかにアウトプット出来る心を備えてもらいたい。と、強く思っていました。

否定せずに受け入れるのは容易にできることでは決してないけれど、

私は、息子と向き合えば向き合うほど、

私が見失っていることや、

耳を塞ぎこみ避けていたことに

小さな希望を見つけるのです。

まずは、

他人から否定されてしまったことに、

親として向き合って、

人として向き合うと、

そこにその子の大切な隠れている部分や、

希望のメッセージがあるはずなんです。

発達で悩んでいるママ達を何人かみてきましたが、、、私はそう思っていました。

親に自分を認めてもらえなければ

どこかで反発するしかないよね、、、と。

これは、デリケートで且つ家庭の事情や色々な事情があるのはわかってのうえでの、

あくまで、私の見解です。

《最終回 6.そして自分のこと。に続く》