茨城県那珂市

きくち接骨院*JUN整体院

広報のさやかです。

本日は休診日。

先生は、

『小児基礎セミナー』を受講していました。

その学びについては、

後日書いてもらおうと思います。

 

今日は、昨日に引き続き

Kさんの書いてくださった記事をご紹介いたします。

昨日の記事をまだ読んでいない方は

コチラを先にお読みください。

↓↓↓

①クレニオに通うまで

 

2.息子のこと

昔から心配性と他者比較が鋭敏だった私は、

産後1ヶ月足らずの息子に何かを感じ、

歪な頭のかたちも気になり、

MRI・脳波検査を申し込みました。

結果異常はありませんでしたが、

それから月一回、精神神経科へ通院を始めました。

漏れ無く彼は一歳の頃には《精神運動発達遅滞》と診断され、

3歳前には《自閉症》と診断名を付けられその人生を歩むことになりました。

何でそう思ったか。

その様子や兆候は、数え上げればキリが無く、

今となれば、答え合わせのようにしっくりくることだったりしますが、

それは息子の特徴。

他のお子様に当てはめて不安を煽りたいわけではないので、

ここでは書きません。

ので、

今の息子のことを少し。

 

5歳の年長さん。

発達検査での知的遅延は4歳前くらい。

とにかくかわいくて優しい♡

危険な多動は少ないけど、気になるレーダーが鋭敏で、

例えば、初めての部屋なんかは

部屋の隅々まで駆け回り、

何かのデータを採取していたり、

みんなと一緒のダンスや歌は、

すぐ観る側に回って拍手して見てたり、

てんとう虫やカエルをずっと手の甲にのせて歩けたり、

“普通”や“基準”や“常識”とゆう言葉が必要の無い、

他の星から来たような、

よく昔タイムスリップなんかの映画でみたような、

どこかの時代から来たような、

こちらの常識が恥ずかしくなるような、

ハッとする優しさを気付かせてくれるような人です。

彼自身は、これで幸せなんです。

ハッピーな脳内なんです。

とはいえ、

この時代にいる以上、私は彼の個性も理解しつつ、

親として、言葉を教え、常識を教え、

人としての優しさ厳しさ危険を教えるべき。

“人からどう見られるか”

“どうしたら普通に見えるか”とは考えていませんでした。

親として人として、どう接することが効率がいいか、

どう接したら彼同様私もハッピーでいられるか。

 

沢山ある自閉症関連の本は

立ち読み程度にしか見たことはなく、

あんな決めつけや減点法よりも、

寄り添い方・活かし方を身に付ける書籍を読み漁り、

彼が通う療育先で先生に色んな話を聞き、

ペアレントトレーニングも受けました。

療育も病院も言葉の教室も通い、

こうやってクレニオにも通っているのは、

彼に“普通”を求めているわけではなくて、

彼が人生を歩みやすくするため、

味方をつくるため、

少しでも緊張をゆるめてあげるため。

そして、私の味方をつくるため。

これが最優先だったかもしれません・・・。

明日は《③社会に出る準備》です。